たじま未来プロジェクトとは

神戸学院大学現代社会学部 現代社会学科の3つのゼミ(清原・岡崎・日髙ゼミ)が、兵庫県養父市・豊岡市と連携し、若者の視点から地域の活性化に取り組んだプロジェクトです。2020年・2021年・2021年は、コロナ禍で活動が大きく制限されることとなりましたが、学生たちは、オンラインを活用し、現地の人の協力を得ながら、まちの魅力を発信する音楽・映像・キャッチコピー・ポスターを制作し、地域の課題解決のための政策提言をおこないました。2023年4月からは、音楽制作に主軸を置いた「たからうたプロジェクト」を、岡崎ゼミが養父市・豊岡市・神河町で展開しています。

※この事業は、兵庫県の令和二年度大学等との連携による地域創生拠点支援事業補助金、令和三年度大学との連携による地域創生活動支援事業の支援を受けて実施しています。
▶︎2021年度・2022年度岡崎ゼミ(3年生)の「たじま未来プロジェクト」(note)

◆地域連携フォーラム〜地域と大学を繋ぐ8年のプロジェクト〜

記録動画(2022年9月17日)ハイブリッド開催

アーカイブ : https://youtu.be/JwhFIA7ABfc

◆「たじま未来プロジェクト2022」の成果発表会(「神戸学院大学のNEWS」)
https://www.kobegakuin.ac.jp/education/faculty_social/news/17df730cf4f71f05b770.html
◆「たじま未来プロジェクト2021」の紹介(「神戸学院大学のNEWS」)
https://www.kobegakuin.ac.jp/faculty/social/news/a70c8079f48f94cfcc82.html

成果発表会・記録動画(2021年7月17日)ハイブリッド開催

第1部:https://youtu.be/mgBy6Kf8h0c

第2部前半:https://youtu.be/qc6fMVjiKrg

第2部後半:https://youtu.be/CPBLNHOaYAg

◆「たじま未来プロジェクト2020」の紹介(「神戸学院大学のNEWS」)
https://www.kobegakuin.ac.jp/news/5d60012b19db4fe8833c.html

<2022年度たじま未来プロジェクト動画作品一覧>
神戸学院大学 現代社会学部 岡崎ゼミ(2022年度2年生)

  • 2022年度チームT作品動画


    たじま未来プロジェクト2022チームT動画

    この動画はチームTの4名がつくった作品です。豊岡市但東町の人びとを取材し、このまちの魅力は「何もないから創造的な取り組みができる」という点に見出しました。

  • 2022年度チームJ作品動画


    たじま未来プロジェクト2022チームJ動画

    兵庫県豊岡市の魅力を発信する動画を制作しました。この動画はチームJの5名がつくった作品です。地域の人びとを取材し、竹野の自然が美しく、海水が最高水質AAと認定された理由を探りました。

  • 2022年度チームM作品動画


    たじま未来プロジェクト2022チームM動画

    この動画はチームMの5名がつくった作品です。関係者への取材を通じて、豊岡を「演劇のまち/芸術のまち」にするという挑戦には、どのようなねらいと可能性があるのかを探求しました。

  • 2022年度チームA作品動画


    たじま未来プロジェクト2022チームA動画

    兵庫県豊岡市の魅力を発信する動画を制作しました。この動画はチームAの5名がつくった作品です。竹野に移住した人たちの想いをシネマ風の物語形式で伝えようとしました。

2021年度<たじま未来プロジェクト>の歩みと活動記録

2021年度は、兵庫県養父市・豊岡市をフィールドに1泊2日の現地宿泊をともなう実習を行う予定でした。しかし、コロナ感染対策のため、昨年に引き続き、オンラインでのインタビューや対話を中心にプロジェクトを進めることになりました。

養父市長のオンライン講義に始まり、各ゼミ・各チームでのグループワーク、そして、2021年7月17日の成果発表会は3ゼミ合同ハイブリッド(対面+Zoom)で開催しました。これには、養父市から広瀬栄市長、豊岡市から幸木孝雄・地域コミュニティ振興部長、兵庫県但馬県民局から登日幸治・県民局長、兵庫県地域創生局から井ノ本知明局長ほかの皆さんが、対面またはオンラインで参加してくださいました。 「子育て世代に何回もきてもらうために、ネームプレートをつけた苗木を育てるプロジェクトの提言はおもしろい」「夜の竹野浜のキャッチフレーズは、宿泊客につながるのでいい」「若者に1次産業にきてもらうための広報動画としてぜひ使いたい」など、現地に行けない制限があった中、どのグループも充実した発表だったとエールをいただきました。  

コロナ禍のため、入学時から同級生と顔を合わせる機会が少ない学年でしたが、プロジェクトを通じて一つのことに協力しあって取り組むことで、チームワークの大切さを学ぶことができました。コロナの終息後は現地を訪れたい、そして地域を体感しつつより深く知りたいと多くの学生が感じ、未来の地域のあり方に考える充実したプロジェクトになりました。

  

神戸学院大学 現代社会学部 清原ゼミ(2021年度2年生)の政策提言

1班「未来のco-workerプロジェクト」
豊岡市・養父市の若者の人口流出対策および地域外の若者を呼び込む 「職業体験プログラム」、様々なスキルを持つ移住者の方を講師に迎え、 地域の子どもたちの習い事の環境を作る「習い事市民講師システム」を 提言しました。
2班「NEW WORKING LIFE プロジェクト」
豊岡市竹野町の空き家の活用および若者の流入を促すため、 光ファイバー高速通信網などを整備する「view―んプロジェクト」、 空き家をWi-Fi設備付きのサテライトオフィスに改造する 「ALL PLACE WORKING」、サテライトオフィス設備を体験できる 「遊びついででも大歓迎!サテライト半日無料体験」を提言しました。
3班「子育て世代を応援!Attack Toyooka」
子育て世代の移住定住を促すため、子供が生まれた記念に桜の苗木植え、地域の方との交流や地域に親しみを持ってもらう「子育て世代みんなで観光地を作ろう~八重桜プロジェクト~」、小さな子供がいる世帯に家賃等補助を増額する「子育て世代に選ばれる地域づくり~理想の子育てを形に~」、地域の子育て世代による移住相談会を実施する「地元子育て世代をつなぐ~子育てのわ~」を提言しました
4班「“循環型”たじま移住促進プラン」
地域おこし協力隊からリアルな本音を発信、学生・若者世代に情報拡散させる「SNS中心の情報発信」、現地に来ることが難しい状況でも地域の魅力をVR技術で体験できる「未体験の提供」、それを1回で終わらせない「リピーター化」、地域に興味があり、移住を考える方への「移住お試し体験」、「移住者へのアフターケア」を行ない、さらなる情報発信に繋げる循環型移住促進を提言しました。
       

神戸学院大学 現代社会学部 日髙ゼミ(2021年度2年生)のキャッチコピー・ポスター

<動画作品一覧>
神戸学院大学 現代社会学部 岡崎ゼミ(2021年度2年生)

  • 2021年度チームT作品動画


    たじま未来プロジェクト2021チームT動画

    「YABU SKY~養父にやってきたお祭り男」*現代社会学部のプロジェクトで学び、養父市役所に就職した五百井雄貴さんを取材しました。

  • 2021年度チームJ作品動画


    たじま未来プロジェクト2021チームJ動画

    「都会の大学生が養父市の子育てについて調べてみた」*都会から養父市に移住した山﨑さんご夫妻を取材し、地域の子育てについて考えました。

  • 2021年度チームM作品動画


    たじま未来プロジェクト2021チームM動画

    「TAJIMAネギマッチョ~但馬の農業をパンプアップ~」*豊岡で元気に農業を営む小川さんご夫妻(Veggie de +)を取材しました。

  • 2021年度チームA作品動画


    たじま未来プロジェクト2021チームA動画2

    「住める!遊べる!愛あふれる!アナタは本当の竹野を知っている!?」*豊岡市竹野に移住した服部さんご夫妻と竹野浜の魅力を取材しました。

2020年度<たじま未来プロジェクト>の歩みと活動記録

2020年度は兵庫県養父市をフィールドとしてプロジェクトに取り組みました。1泊2日の現地宿泊を含めて実習を行う予定でしたが、新型コロナウイルス禍のために現地を訪問して直接お話を伺うことができなくなりました。そこで、現地の方々に作成していただいた取材動画で学習したり、オンラインでインタビューしたりするなどの工夫を凝らしました。

7月31日には、成果発表会をオンラインで開催しました。養父市から広瀬栄市長、本間孝子理事、兵庫県から今井良広地域創生局長、宮口美範但馬県民局地域政策室長を迎え、清原ゼミ5つの班は政策提言を、日髙ゼミ4つの班はキャッチコピーとポスターを、岡崎ゼミは4つのチームの動画作品とミュージックビデオ「RESTART〜星空はシンフォニー〜」を発表しました。

広瀬市長からは、「現地に来ていただくことはできなかったが、逆に先入観の入っていない課題を素直に、私たちの知らない視点でとりあげてもらった。今日の発表会もそうだが、オンラインの可能性も感じた。提案いただいた内容や映像は、ぜひ養父市で活用させていただきたい。」とコメントをいただきました。ほかの3人のゲストの皆さんからも、「3時間という長さを感じない充実した発表だった」と、学生たちへのエールをいただきました。ゼミ生の誰とも会えずコミュニケーションが取りにくい状況での作業となりましたが、各班ともに授業時間外も取り組みました。また、現地に行けずに一から養父市の現状を知り問題解決の糸口を見出す難しさがありましたが、行けなかったからこそ養父市のことを知りたいという意欲がさらに湧き、地域活性化の最前線で活動している方々との意見交換ができました。学生にとっても、本プロジェクトを通してwithコロナ・afterコロナにおける地域のあり方について考える貴重な機会となりました。

神戸学院大学 現代社会学部 清原ゼミ(2020年度2年生)の政策提言

1班「今、コロナ禍の中で何ができるのか?~コロナに負けない、移住定住のシステムづくり~」
コロナ禍であっても養父市を体験できるLINEオンラインやぶ体験ツアー「いつでもどこでも養父市」、コロナウイルスの影響で増加したテレワーカーやテレワークを行っている企業にアプローチする「テレワーク先進都市『養父市』へ」を提言。
2班「やぶはしプロジェクト」
養父市への移住定住と観光客の増加を促すため、婚活イベント「恋の渡し」、近畿圏に居住する女性をターゲットにした旅行「やぶりっじ」、養父市の魅力を広める「やぶん(発信)」という3つそれぞれのプロジェクトの文字を取って「やぶはしプロジェクト」を提言。
3班「NEWやぶ★オンラインプロジェクト~新しい養父へ~」
養父市への観光客と関係人口の増加を促すため、ドローンを用いた「オンラインDEトラベル」、特産品を用いた料理の調理や食事風景をインスタグラムライブで配信する「覗いてみよう!やぶの食文化!」、冬のスキーだけでなく一年中ハチ高原を楽しむ「夏のキセキプロジェクト」、インスタグラムのハッシュタグ「#養父市と繋がりたい」を提言。
4班「やぶニティプロジェクト」
養父市に移住した女性の活躍を応援するため、現在養父市で活躍されている女性の話を聞く「やぶ女トーーク」、女性限定の様々な情報交換場「オンリーチャット」、居住地区ごとのチームに分かれ、親子で競う「ママチルティ~ママ チルドレン アクティビティ~」を提言。
5班「やぶじかん。~心に密を・音楽に花を~」
養父市の関係人口の増加や耕作放棄地の活用を促すため、耕作放棄地にコスモスを植える「心に花を咲かせようプロジェクト」、そのコスモスの開花時期に演奏会を行う「あつまれチェロの演奏会」を提言。

<動画作品一覧> 神戸学院大学 現代社会学部 岡崎ゼミ(2020年度2年生)

  • 2020年度チームT作品動画


    たじま未来プロジェクトチームT動画

    やぶFAMILIA 〜Children are Treasures〜

  • 2020年度チームJ作品動画


    たじま未来プロジェクトチームJ動画

    エンターテイメントの宝庫!?移住者が伝えたい養父市の魅力

  • 2020年度チームM作品動画


    たじま未来プロジェクトチームM動画

    やぶLIVE〜音楽と笑顔で出会いつながるレストラン〜

  • 2020年度チームA作品動画


    たじま未来プロジェクトチームA動画2

    Music Life Ayawoミュージシャン・アヤヲと歩んだ5年間

プロジェクト年表

<2022年度>

4月 事前学習。

岡崎ゼミ:森本莉永さん/中田樹さん(豊岡市地域おこし協力隊、COARS)オンライン講義。日髙ゼミ・フィールドワーク(4/23):養父市大屋地区から養父神社へ

5月 日髙ゼミ・フィールドワーク(5/28):養父市大屋・奥米地・ハチ高原

6月 岡崎ゼミ(6/3)一般社団法人豊岡アートアクション理事長・中貝宗治さんオンライン講義。

岡崎ゼミ豊岡市フィールドワーク(6/4-6/5):但東町・豊岡市中心部・竹野他。取材協力者:霜倉和則さん(有限会社あした)、中井勇一さん(豊岡ナチュラルファーム)、西垣源正さん(株式会社西垣養鶏場)、佐古善次郎さん(農家民宿 善)、大槻陽久さん・西垣慎治郎さん・池上十和子さん(近畿大学附属豊岡高等学校)、廣瀬洋平さん(多肉植物園Roots)、田中陽介さん・田中美紀さん、ダイブリゾートT-style、木下道則さん、竹野スノーケルセンター、服部恵山さん、竹野子ども体験村、森英嗣(bozzo)さん、森歩さん、高橋佳大さん(環境省)、中貝宗治さん(一般社団法人豊岡アートアクション理事長)、森岡望さん(青年団)、田口幹也さん(豊岡市大交流課参与)、江原河畔劇場、芸術文化観光専門職大学、とゞ兵、和みの部屋 沙々、権赫讃さん(Shozan Film)、加藤勇貴さん(豊岡市地域おこし協力隊)、TAKE ONE、山田明義さん、アヤヲさん、森本莉永さん・中田樹さん(豊岡市地域おこし協力隊、COARS)。 岡崎ゼミ:高橋佳大さん(環境省竹野自然保護官事務所・国立公園管理官)オンライン講義(6/10)

7月 岡崎ゼミ・日髙ゼミ合同発表会(7/15)@アクティブ・スタジオ。

ゲスト:山下吉正養父市副市長、西上均豊岡市副市長・兵庫県(但馬県民局・登日幸治局長、地域政策室・栂井敦子室長補佐、地域政策室・小西勝也地域再生専門官、企画部地域振興課・山北貴子課長)、清原桂子先生。2022年度のテーマ曲「Who cares?」MVを発表

8月 岡崎ゼミ動画4作品YouTube公開

“何も無い”が愛を生んだ~日本一の田舎を目指す但東町~(チームT)、AA海!竹野!~最高水質の理由に迫る~(チームJ)、Global Art Toyooka~豊岡の挑戦~(チームM)、TAKENO MEMORIES~海が呼んでいる~(チームA)

9月 地域連携フォーラム(9/17)@神戸学院大学ポートアイランドキャンパスD101。

ゲスト:山名宗悟神河町長、広瀬栄養父市長、西上均豊岡市副市長、澤田俊一神河町議会議員、今井良広さん(兵庫県丹波県民局長、元地域創生局長)、山﨑友香さん(ライター、養父市移住者)、森本莉永さん(豊岡市地域おこし協力隊員)、コーディネーター・清原桂子先生。山田明義さん、アヤヲさんがプロジェクトのテーマ曲5曲をメドレー演奏。プロジェクトで学んだ卒業生代表がスピーチ。司会:阪元陽菜・平瀬明日花(現代社会学科4回生)


<2021年度>

4月 新型コロナウイルス感染症対策のため昨年度に引き続き、オンラインでのインタビューや対話を中心に進める。

・養父市長によるゲスト講義(4/16・Zoom)
・課題についてのリレートーク(4/23・Zoom)
ゲスト:西垣憲志さん(一般社団法人田舎暮らし倶楽部)、森本知子さん(地域活性化アドバイザー)、大封香代子さん(てんこもり母ちゃんの会)、丹下芙蓉さん(NPO法人たけのかぞく)、青栁順子さん (一般社団法人ちいきのて)、服部恵山さん(たけの観光協会・豊岡市立竹野子ども体験村)

5月 ・県地域創生局・飯塚知香子企画参事による講義および意見交換(5/7・対面)
・オンライン対話(5/14、21、28・Zoom)

ゲスト:<豊岡市>青栁順子さん・上田芳史さん・島﨑栄子さん (一般社団法人ちいきのて)、丹下芙蓉さん、服部恵山さん、沖中正孝さん(豊岡市環境経済部環境経済課定住促進係長)、小川恭弘さん・菜美さんご夫妻(ベジー・デ・プラス)、<養父市>西垣憲志さん、森本知子さん、大封香代子さん、山﨑一幸さん・友香さんご夫妻(映像制作業・わはは牧場)プロジェクトテーマ曲「STILL A CHANCE」歌・台詞・手拍子・和太鼓の収録(5/14)

6月 政策提言(清原ゼミ)、キャッチコピーとポスター制作(日髙ゼミ)、動画制作(岡崎ゼミ)を進める。

Zoomインタビュー(6/4):山﨑一幸さん・友香さんご夫妻(映像制作業・わはは牧場)

7月 神戸学院大学「たじま未来プロジェクト2021」最終発表会(7/17)
岡崎ゼミの動画4作品、ピアサポーター作成動画をYouTube公開(7/29)
最終成果発表会の様子をYouTubeで公開(7/30)

8月 プロジェクトテーマ曲「STILL A CHANCE」をYouTubeで公開(8/27)
「たじま未来プロジェクト」の紹介冊子を制作・配布

11月・12月 岡崎ゼミ3回生が豊岡フィールドワーク、冊子制作


<2020年度>

5月 新型コロナウイルス感染症対策のため前期授業はすべてオンラインとなる。オンラインにてグループワーク,事前学習を進める。養父市で撮影された6組の取材動画(森本知子さん制作)で学習を深める。

取材協力:八木城跡まちづくり会,下八木老人クラブ,藤原恵さん(レストランブーケ),山﨑友香さん(わはは牧場),山下美妃さん(Cafe Fika), 河内友久さん。

6月 オンライン対話(Zoom)。ゲスト:今井良広地域創生局長,養父市の西垣憲志さん(一般社団法人田舎暮らし倶楽部),大封香代子さん(手づくりパン工房こうめや),藤原恵さん(レストランブーケ),山﨑友香さん(わはは牧場),河内友久さん(デザイナー),歌手のアヤヲさん。岡崎ゼミでテーマ曲の歌詞制作ワークショップ開催(講師:アヤヲさん、山田明義さん)。

7月 政策提言(清原ゼミ)、キャッチコピーとポスター制作(日髙ゼミ)、動画制作とテーマ曲制作(岡崎ゼミ)を進める。

「たじま未来プロジェクト2020」実習成果発表会(7月31日:Zoom):養父市から広瀬栄市長,本間孝子理事,兵庫県から今井良広地域創生局長,宮口美範但馬県民局地域政策室長を迎え,各ゼミの成果を発表。
https://www.kobegakuin.ac.jp/news/5d60012b19db4fe8833c.html

8月 岡崎ゼミの動画4作品およびプロジェクトのテーマ曲「RESTART~星空はシンフォニー~」のミュージックビデオ(制作:ピアサポーター島田蓮)をYouTubeで公開

川尾朋子さんの題字「但馬の未来を開く」

     

豊岡市出身の書家・川尾朋子さんにプロジェクトの題字を書いていただきました。文字から文字をつなぐような滴は躍動的な筆の動きを感じさせます。そこには「目に見えないものを見る」という想いがこめられています。授業ではこの題字を掲げ、力強い書の力を感じながらプロジェクトに取り組みました。

        

まだチャンスはある! テーマ曲「STILL A CHANCE」の制作

「STILL A CHANCE」 は神戸学院大学〈たじま未来プロジェクト2021〉のテーマ曲です。アヤヲさん&山田明義さんの曲に岡崎ゼミの学生たちが参加し、この作品を創りました。7年間続けてきた地域連携プロジェクトの歩み、コロナ時代を生きる学生たちの想い、平和と未来への希望を歌にこめました。インスパイアされたのはジョン・レノンの「GIVE PEACE A CHANCE」(1969年)。この曲の精神を現代に受け継ぎ、コロナ禍でも「There’s still a chance」(まだチャンスはある)と歌っています。平和・平穏な世界を希求する2つの曲を、学生たちの語りと和太鼓演奏でつなぎ、メドレー形式の楽曲にしています。

Medley: STILL A CHANCE(Original):Music & Words: Ayawo&Akiyoshi Yamada

GIVE PEACE A CHANCE:Music & Words: John Lennon

◆プロデュース:岡崎宏樹(神戸学院大学 現代社会学部教授)

◆歌:アヤヲ&山田明義

◆コーラス&語り:アヤヲ・山田明義・岡崎宏樹・島田蓮+岡崎ゼミの学生:阪元陽菜・妹尾壮紘・平瀬明日花・阿久根省吾・池田実央・菊川莉織・広本奈穂・森川裕真・内海絵里・小南楓香・篠部圭太・中村凌・石井亜梨沙・上田俊・佐藤可奈子・南端大生・村上春菜・上田純夕・大山翔平・岡野妃奈・佐藤希一・芝本桃菜 ◆和太鼓:山本健晋(岡崎ゼミ4回生)

◆アレンジ&演奏&録音:山田明義

◆動画制作:島田蓮・山田明義

◆題字:川尾朋子さん(書家)

◆協力:兵庫県養父市・兵庫県豊岡市・兵庫県但馬県民局

◆Special Thanks:神河プロジェクトにご協力くださった皆様・やぶらぶプロジェクトにご協力くださった皆様・たじま未来プロジェクトにご協力くださった皆様


「STILL A CHANCE 〜give peace a chance」
会いたいな 透き通った 川に想いを乗せて
このまちで 見つけた キラキラ光る たからもの

There still a chance.どんな時でも何度でも

まだ知らない もっと知りたい 何かが始まる予感
カミンカミン カミンカミングホーム

歩き出そう 天から降る 滝に想いを乗せて
願いを つないで キラキラ光る おくりもの

There still a chance.どんな時でも何度でも

守りたい 伝えたい ずっとここにある世界
コミュニケーション やっぷーにテンション上がる

愛こそすべて 僕らにチャンスを 海に希望を馳せて
でも寂しい 大丈夫 星空に誓う リスタート

There still a chance.どんな時でも何度でも

叫びたい 響かせたい そうこれがはじまりのうた
コイニオチタ たじまの未来を拓く!

All we are saying is give peace a chance...
All we are saying is give peace a chance...

「STILL A CHANCE 〜give peace a chance」楽曲ダウンロード

➡ ダウンロードはこちらをクリック

新しいスタートへのエール!「RESTART〜星空はシンフォニー〜」

「RESTART~星空はシンフォニー〜」 は、〈たじま未来プロジェクト〉に取り組む神戸学院大学現代社会学部・岡崎ゼミ(2020年度2年生)の21名とピアサポーター4名が、ミュージシャンのアヤヲさん・山田明義さんと共につくった作品です。新型コロナ感染症対策のため、2020年度前期の授業はすべてオンラインとなりました。ゼミの学生たちはZoomの画面越しに話し合い、ワークショップを通じて歌のテーマやイメージを構想し、詞のフレーズを考えました。「離れていても大丈夫」「心を耕す/畑を耕す」「見えない脅威に震える」など、21名が書いた詞のアイデアをもとに、アヤヲさんと山田明義さんが歌詞を練り上げ、楽曲を制作しました。

さらに、尾崎征さんの協力を得てアレンジをし、4年生の島田蓮さんが山田さんの指導のもとミュージックビデオをつくり、YouTubeで公開しました。「RESTART~星空はシンフォニー〜」は、それぞれの新しいスタートへの応援歌(エール)です。

「RESTART~星空はシンフォニー〜」

作詞:岡崎ゼミ(2020年度2年次生)/アヤヲ/山田明義/岡崎宏樹

作曲:アヤヲ&山田明義

歌:アヤヲ&山田明義

落ち込んだらいつだって あたりまえに会えていた
手をのばせばいつだって 温もりに触れられたのに
ありふれた退屈な 毎日が懐かしい
画面ごしの君を見てる なんだか物足りなくて

諦めた時間の分だけ 明日につながるイマ
だけどどうすればいい? 募る想いを空へ投げた

星空はシンフォニー 響き合うよミライ 離れていても大丈夫
寂しさも連れて 探しに行くんだ 僕らの新しいスタート

大桜揺れる春 夏の太陽滝を照らす
燃ゆる秋ドウダンツツジ スキーではしゃいだあの日々

どうすればいい 何をすればいい わからないなら 開きなおっていいか?
轟大根 はたがなるだいこん 蛇紋岩米 うまい
畑も心もCultivate 純朴 素朴 愛しい温もりあたりまえの幸せ 探せ
見えない驚異 守りたい郷里 星空を見上げて祈り 伝えたい 届けたい
何回も練習した「ありがとう」のコトバ

ミライ過去シンフォニー 響き合うよイマ 離れていても大丈夫
笑顔で始めよう 踏み出すのはイマ 僕らの新しいスタート

星空はシンフォニー 響き合うよミライ 離れていても大丈夫
寂しさも連れて 探しに行くんだ 僕らの新しいスタート
僕らの新しい世界へ

「RESTART~星空はシンフォニー〜」楽曲ダウンロード

➡ ダウンロードはこちらをクリック
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