やぶ♡プロジェクトとは

〈やぶ♡プロジェクト〉は、神戸学院大学現代社会学部 現代社会学科の3つのゼミ(清原・岡崎・日髙ゼミ)が、兵庫県養父市と連携し、若者の視点から地域の活性化に取り組んだプロジェクトです。学生たちは、町の魅力を発信する音楽・映像作品を制作し、地域の課題解決をめざした政策提案をおこないました。この取り組みは、2018年4月から2020年3月まで続きました。その後、養父市・豊岡市と連携した「たじま未来プロジェクト」、養父市・神河町と連携した「たからうたプロジェクト」へと展開しました。

◆「やぶらぶプロジェクト」の紹介(「神戸学院大学のSocial in」)
https://www.kobegakuin.ac.jp/gakuho-net/infocus/2018/10.html
*この事業は兵庫県の平成30年度、及び令和元年度、大学等との連携による地域創生拠点形成支援事業の支援を受けて実施しています。

〈やぶ♡プロジェクト〉最新情報!

◆現代社会学部「親子と大学生の歌と遊びのつどい」@養父市(「神戸学院大学のSocial in」)
https://www.kobegakuin.ac.jp/events/891f194720eafb962106.html


プロジェクト紹介映像(2018年度ピアサポーター制作作品)



2019年度プロジェクト:政策提言・広報制作・動画制作

清原ゼミ(2019年度2年生):政策提言

1班「らぶ❤らぶ子育て」
2班「移住、定住と関係人口の拡大」
3班「明延再燃プロジェクト」
4班「八木の未来に一層の輝きを~地域おこしとコミュニティづくり~」

日髙ゼミ(2019年度2年生):広報制作

5班「さわれる滝と北のゆず」
6班「美しい天滝を若者に」
7班「“能座”休耕田復活の挑戦」
8班「山の恵みを届ける人たち」(キャッチコピー「ジビエでつくる なりたいカラダ」)


清原ゼミ・日髙ゼミ(2018年度2年生)の政策提言

1班「もっと子育てしやすい環境へ」
お父さん、お母さんにアンケートやインタビューを行い、HP改善や子育ての駅、子育てカフェを提言。
2班「女性活躍・若者活躍」
「やぶ女性活躍ネットワーク」やSNSを使って発進する「やぶやんぐクラブ」、さらに新規就農者のみならず農業従事者跡継ぎ助成金新設を提言。
3班「コミュニティづくり~担い手としての高齢者~」
「健康長寿のまち 養父市」の発信、クラウドファンディングによる人とお金のマッチングシステム「やぶ1出会いの広場」を提言。
4班「地域おこし協力隊の一層の活躍支援」
二地域居住し、週末に活動する「ホリデー地域おこし協力隊」の新設、市内外の協力隊員のネットワーク化、定住を応援するプッシュ型支援を提言。
5班「田舎暮らし、移住、観光」
養父市の「関係人口」を増やすために、養父市を知る→観光や実習で来る→リピーターになる→田舎暮らしに興味をもつ、という「4ステップ計画」を提言。
6班「農地の売買を促進するために」
農地取得を希望者と農地所有者が情報交流する機会をつくり、就農の意思のない不在地主に対してメーリングリストで引合い情報を提供することを提言。
7班「地元農産物の地産地消」
養父市の農産物を、市民に愛着を持って消費してもらうために、料理レシピを一般募集し、小中学校の調理実習で調理、給食のメニューとして採用するよう提言。
8班「朝倉山椒の営業施策」
朝倉山椒も日本での認知度はまだ高くない。そこで国内での認知度を上げるために料理人などのプロ向けの営業資料の作成と、影響力のある料理人への営業を提言。
9班「若者の就農をうながすために」
若者にとって農業を職業として選択するには心理的垣根が高い。そこで、農学などを専門としない学生にも関心を持たせるようなインターンシップを提言。

*1~4班清原ゼミ・5~9班日髙ゼミ

神戸学院大学 現代社会学部 岡崎ゼミ(2019年度2年生)

チームY:「やぶじぇんぬ」(養父市で輝く女性「やぶじぇんぬ」にインタビュー取材)

チームA:「ミッション・イン・やぶ」(明延探検坑道とおおやアート村の体験的魅力を紹介)

チームB:「やぶスタグラム」(養父市のグルメの魅力をインスタ風映像と女子トークで紹介)

チームU:「おくりもの」(プロジェクトテーマ曲「おくりもの」のミュージックビデオ:イラストで表現)


 神戸学院大学 現代社会学部 岡崎ゼミ(2018年度2年生)

  • 2018年度チームY作品動画


    やぶらぶプロジェクトチームY動画

    養父で活躍する女性を紹介する「やぶじぇんぬinわはは牧場」。今回は、上垣さん夫妻が循環農業を理念に経営する「わはは牧場」で働く女性、山崎友香さんを取材しました。

  • 2018年度チームA作品動画


    やぶらぶプロジェクトチームA動画

    養父市の八木城交流館に集まる高齢者の皆さんの元気の秘密を探る「元気!やぶシルバー」。私たちはお年寄りの健康を支える「やぶからぼう体操」を体験取材しました。

  • 2018年度チームB作品動画


    やぶらぶプロジェクトチームB動画

    養父市の移住促進の取り組みを紹介する「やぶぐらし」。養父市に新たに移住して暮らしている方々、移住サポートを進める田舎暮らし倶楽部の西垣憲志さんを取材しました。

  • 2018年度チームU作品動画


    やぶらぶプロジェクトチームU動画

    養父市の食の魅力に迫る「やぶグルメ」。養父市の特産品「朝倉山椒」を海外に広める「やぶパートナーズ」の津田直さん、地元食材の美味しさを提供するレストラン「TANIGAKI」を取材しました。

  • 2018年度チーム♡前編


    やぶらぶプロジェクトチームらぶ動画1

    養父市の魅力をクイズ形式で紹介する「やぶらぶQUIZ」(前編)。
    養父市のキャラクターやっぷー、神戸学院大学のさかもっぷー、エレキ演歌シンガー加藤ひばる先生(ひばっぷー)が出演。

  • 2018年度チーム♡後編


    やぶらぶプロジェクトチームらぶ動画2

    養父市の魅力をクイズ形式で紹介する「やぶらぶQUIZ」(後編)。
    いよいよ最終問題へ!
    やっぷー、さかもっぷー、ひばっぷーの三名からひとりの勝者が決定する。
    そして、ご褒美はナニ?

養父らしいお店を紹介する冊子「やぶりぃ(創刊号)」制作

yabu×lovely=yabuly


「yabuly」(やぶりぃ)は、神戸学院大学の大学生が「やぶらしさ」を感じたお店や場所、地域の〈たからもの〉を紹介する冊子です。私たちが通う神戸学院大学(ポートアイランドキャンパス)から養父市まで車で約2時間。でも、ここにしかないもの、行かないと食べられないもの、出会えないものがあるんです。創刊号のテーマはグルメ。地元食材や地域のつながりを大切にしているレストランやカフェを取材し特集しました。(制作:2018年度「現代社会実習」履修生(現代社会学科)

※画像クリックで拡大できます。

yabuly創刊号ダウンロード(pdf書類)
➡ ダウンロードはこちらをクリック(※pdf書類)      

ふるさとを想うコンサートinやぶ 〜若者のちから、まちのたから、未来へのおくりもの〜

日時:2018年11月30日17時~17時30分

 

場所:公立八鹿病院 1階受付前ホール(兵庫県養父市八鹿町八鹿1878-1

【レポート】

養父市の公立八鹿病院で「ふるさとを想うコンサートinやぶ」を開催しました。コンサートの前には、養父市子育て・移住サポートセンターで、学生と養父市の方が地域のたからものと未来へのおくりものについて語り合いました。印象的だったのは参加された方の言葉です。「これまで自分の地域に誇りを感じたことがなかったので、若い人に『たからもの』は何かと聞かれて戸惑った。けれども、今日からは、地域のことを誇りを持って語れる人になりたいと思う」。対話の後、作曲者のアヤヲさん、山田明義さんの指導のもと、地域の方と学生が楽曲「おくりもの」の合唱練習をし、本番に臨みました。 八鹿病院の受付前ホールには約100人の方が集まりました。アヤヲさん&山田さんの素晴らしい歌と演奏のあと、最後に、学生たちと地域の方と職員の方と一緒に「おくりもの」を合唱しました。大きな拍手があり、「ぜひまた来年も」と声をかけていただきました。たくさんの糸がつながって、今があると感じた特別なイベントでした。

*八鹿病院のホームページでも紹介されました!
http://www.hosp.yoka.hyogo.jp/page/index.php?mode=detail&detail_mode=guide&page_id=552f61b664cc91312fd6b18caa9b4418


地域フォーラム in やぶ~若者のちから、まちのたから、未来へのおくりもの~

日時:2018年9月9日13時~15時30分

 

場所:養父市子育て・移住サポートセンター(神戸学院大学やぶサテライト)

○基調講演

ローカル・ジャーナリスト 田中輝美氏 「『関係人口』を考える」 (山陰中央新報社元記者。「地域ではたらく『風の人』という新しい選択」で第29回地方出版文化功労賞受賞。島根県在住)

○パネルディスカッション

パネリスト (養父市長 , 広瀬栄氏兵庫県女性農業士会副会長 大封香代子氏 , 神河町地域おこし協力隊 萩原幸亮氏 , ローカル・ジャーナリスト 田中輝美氏 , コーディネーター 神戸学院大学教授 清原桂子)

○成果発表

神戸学院大学現代社会学部の学生たちが養父市と連携しておこなった実習の成果を発表します:動画作品および政策提言。

地域おこし、地域づくりについて、情報を共有し、これからできることを、一緒に考えてみませんか

お問い合わせ:神戸学院大学現代社会学部現代社会学科(担当:清原桂子教授・岡崎宏樹教授・日髙謙一准教授) 電話078-571-0929(現代社会学部実習助手室)


神戸学院大学 養父フォーラム〈やぶ♡プロジェクト2018〉の挑戦

日時:2018年7月14日(土)

13時~16時(開場12時40分)

場所:但馬長寿の郷 郷ホール(養父市八鹿町国木594-10)

内容:学生約70名が養父合宿と実習による成果を発表:動画制作および政策提言。養父市長や地域の方々との意見交換、プロジェクトテーマ曲「おくりもの」のミュージックビデオ公開。

お問い合わせ:神戸学院大学現代社会学部現代社会学科(担当:清原桂子教授・岡崎宏樹教授・日髙謙一准教授) 電話078-571-0929(現代社会学部実習助手室)

※画像クリックで拡大できます

親子イベント「親子と大学生の歌と遊びのつどい」

2018年6月10日、養父市子育て・移住サポートセンター(神戸学院大学やぶサテライト)で、親子イベント「歌と遊びのつどい」を開催しました。

学生たちは養父での子育てについて聞き取りと意見交換をおこないました。次いで、「大きいお兄さん/お姉さん」と触れあう機会が少ない地域の子どもたちと「遊びの時間」を過ごしました。

また、歌手のアヤヲさん、山田明義さん、加藤ひばるさんのコンサートを開催し、親子と一緒に素敵な音楽を楽しみました。コンサートでは、プロジェクトのテーマ曲「おくりもの」も披露され、養父市のキャラクターやっぷーも登場するなど、大いに盛り上がりました。



養父市長によるゲスト講義

2018年4月20日、養父市の広瀬栄市長にお越しいただき、「養父市の魅力と課題」について講義していただきました。広瀬市長は、大自然としての氷ノ山や天滝、特産品としての朝倉山椒、八鹿豚、蛇紋岩米、文化としての葛畑農村歌舞伎やざんざか踊りなどの祭り、産業遺産として昨年日本遺産に認定された明延鉱山・中瀬鉱山、そして人の優しさなど地元の資源を紹介。同時に人口減少や担い手不足、経済成長率低下等の課題に直面していること、構造改革特区による規制改革、規制緩和の挑戦を重ねていることについても言及されました。学生たちは、「特区による農業への企業参入で、地元農家から反対はなかったのか」「移住者への子育て支援などにも取り組まれているのか」「若者世代に期待することは」など多数の質問を投げかけ、市長の応答を受けた活発な意見交換がおこなわれました。

神戸学院大学 NEWS 記事を見る

プロジェクト年表

2019年度

4月 養父市長によるゲスト講義(4/19)/ 事前学習 / ポスターセッション

5月 養父市にて特産品関係者と意見交換:3年生実習(5/18)/ グループワーク(政策提言・広報制作・動画制作):2年生

6月 養父合宿(6/8-9):2年生等74人 グループ別ワークショップ・現地訪問・交流 / 「親子と大学生の歌と遊びのつどい」(6/9@養父市子育て・移住サポートセンター)/ 比較調査のため丹波篠山市にて実習(6/15):2年生28人 / SNSで広報活動展開。

7月 神戸学院大学 養父フォーラム〈やぶらぶプロジェクト2019〉の挑戦(7/14) / 兵庫県議会サテライトゼミ:成果発表・議員の皆さんと意見交換(7/19)

8月 養父市役所インターンシップ(拠点に宿泊)(1名:5日間) / 岡崎ゼミ動画5作品をYou Tubeで公開

9月 「おくりもの」合唱録音・合唱ビデオ制作

10月 「ひょうご女性未来会議」(動画作品上映・学生合唱・成果報告:10/13@神戸学院大学)

11月 岡崎ゼミ3回生 公立八鹿病院で「一期一会の音楽会 in 八鹿病院」と「ふるさとを想うコンサートinやぶ」開催(11/29)/ 「ちょっと早いクリスマス会」:オリジナル紙芝居上演(11/30@養父市子育て・移住サポートセンター)

2020年2月 次年度ピアサポーター・教員・実習助手等11人:但馬地域調査(2/6)

3月 神戸学院大学『地域と繋がる大学――震災から何を学んだのか』(中公新書ラクレ):神河プロジェクトとやぶらぶプロジェクトが紹介される


2018年度

4月 養父市長によるゲスト講義(4/20)、事前学習、ポスターセッション

5月 プロジェクトのテーマ曲「おくりもの」:合唱録音(5/21@神戸チキンジョージ)、 CD制作

6月 養父合宿(6/9-10):フィールドワーク /「親子と大学生の歌と遊びのつどい」(6/10@養父市子育て・移住サポートセンター)動画制作・政策提案のためのグループワーク

7月 神戸学院大学 養父フォーラム〈やぶ♡プロジェクト2018〉の挑戦(7/14) / 兵庫県議会サテライトゼミ:成果発表と意見交換(7/20)

8月 プロジェクトのドキュメンタリー映像を制作(ピアサポーター)

9月 地域フォーラム in やぶ ~若者のちから、まちのたから、未来へのおくりもの~(9/9)/ 動画作品をYouTubeで公開

11月 ふるさとを想うコンサートinやぶ(11/30@公立八鹿病院)

12月 養父らしいお店を紹介する冊子「やぶりぃ(創刊号)」制作

「おくりもの」という歌

「おくりもの」は、ふるさとを想う気持ちが込められた楽曲です。
兵庫のシンボルである「くすの木/ノジギク/コウノトリ」も歌詞のなかに登場します。
作詞作曲は歌手のアヤヲさんと山田明義さん。「おくりもの」は神戸学院大学〈やぶ♡プロジェクト〉のテーマ曲です。
制作されたCDには、オリジナルバージョンの他、学生とミュージシャンによる合唱バージョン、合唱練習用インストバージョンが収録されています。私たちは、学校、クラブ、地域などで、この曲を合唱曲として歌ってほしいと願っています。

「おくりもの」 作詞作曲 アヤヲ&山田明義

生まれた時から そばにあった
キラキラ 星たち やま みず ほたる
ボクらは知った 今ここにあるのは
お父さんや(お母さんや)おじいちゃんや(おばあちゃんが)
ボクらに贈ってくれたから

手をつないで 見つめていたい このまちのたからもの
願いを 重ね合わせ 歩き始めるよ
ボクらが作ったこのハート 未来のあなたに届けたい

100年経っても 変わらないもの
くすの木 ノジギク 白いコウノトリ
ボクらは思った 今ここにあるのは
友達や(恋人や)子どもたちや(大人たちと)
一緒に描いてゆけるから

手をつないで 守ってゆく このまちのたからもの
光が満ち溢れる 希望の道へ
ほら信じて 見つめていたい このまちのたからもの
願いを重ね合わせ 歩き始めるよ

ボクらが作ったこのハート 未来のあなたに届けたい
みんなで作ったこのハート 未来のあなたに届けたい

おくりもの

➡ おくりもの歌詞ダウンロード

「おくりもの」楽曲ダウンロード

おくりもの<オリジナル・バージョン>
☆演奏:アヤヲ(ボーカル)/山田明義(ボーカル&ギター)/花田えみ(ピアノ)/池田安友子(パーカッション)

➡ おくりもの(オリジナルバージョン)ダウンロードはこちらをクリック

おくりもの<合唱・バージョン>
☆演奏:花田えみ(ピアノ)
☆合唱:神戸学院大学学生/岡崎宏樹/川崎和也 
☆ゲストボーカル:アヤヲ/山田明義/おがわてつや/キャロライン/勝見智子(天然デンネンズ)/岩本三千代/甚四郎/StarFACTORY梅岡祐介/吉田真由美(trio OJO)

➡ おくりもの(合唱バージョン)ダウンロードはこちらをクリック

おくりもの<合唱・バージョンカラオケ>
☆演奏:花田えみ(ピアノ)

➡ おくりもの(合唱カラオケバージョン)ダウンロードはこちらをクリック

おくりもの<ギターインストバージョン>
☆演奏:おがわてつや(ギター)

➡ おくりもの(ギターインストバージョン)ダウンロードはこちらをクリック

おくりもの<ウクレレインストバージョン>
☆演奏:おがわてつや(ウクレレ)

➡ おくりもの(ウクレレインストバージョン)ダウンロードはこちらをクリック

「おくりもの」楽譜ダウンロード


➡ ダウンロードはこちらをクリック(※pdf書類)

メディア情報

兵庫ジャーナル
「県議会サテライト ゼミ生と副議長が意見交換」(2018年6月4日)
朝日新聞(地域版)
「養父の未来政策提言 神戸学院大生らフォーラム」(2018年7月15日)
北近畿経済新聞
「学生が活性化策提案 養父で地域フォーラム」(2018年9月21日)
読売新聞(但馬版)
「神戸学院大生16人 八鹿病院で音楽会」(2018年12月1日)
神戸新聞
「響く歌声 患者の心癒やし 」(2018年12月2日)